古民家リノベで不動産STO実施 ライフル 国内初の一般個人投資家向け
住宅新報 2020年10月27日 号 1面
LIFULL(以下ライフル、東京都千代田区、井上高志社長)は10月20日、エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)のプロジェクト「葉山の古民家宿づくりファンド」に、不動産特定共同事業者向けのSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)スキームを提供すると発表した。STOはブロックチェーン(分散型台帳)技術で管理され、デジタル化した有価証券(セキュリティトークン、ST)を用いた資金調達手法。一般投資家向けに不動産STOを実施するのは国内初の取り組みになる。
不動産STOのスキームは、ライフルとSecuritize Japan(東京都中央区)との協業で提供される。今回は、不動産特定共同事業法に基づきクラウドファンディング事業を展開しているエンジョイワークスが、投資家からの出資に対して、セキュリティトークン(ST、デジタル化された有価証券)を発行し、持ち分譲渡の利便性や安全性を向上させる。譲渡の際はスマートコントラクト(ブロックチェーンの技術を利用した契約の自動化)を介して、暗号資産とのDVP決済(証券の引き渡しと代金の支払いを相互に条件を付けて決済を行うこと)により債務不履行を防ぐ。
「葉山の古民家宿づくりファンド」は、神奈川県葉山町の古民家を地域住民と来訪者が交流できるコミュニティスペース、宿泊施設にリノベーションするもの。クラウドファンディングにより、出資を募っている。






















