この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇12 住宅評論家 本多信博 「不動産女性塾」セミナー 深まる〝消費者志向〟
住宅新報 2020年10月13日 号 11面

東京・明治記念館で開かれた「不動産女性塾」には、伊藤明子消費者庁長官が講師に招かれ、会員たちの熱い視線を集めた。
不動産女性塾(北澤艶子塾長)の第23回セミナーが9月29日、東京の明治記念館で開かれた。講師は消費者庁長官の伊藤明子氏。不動産女性塾は女性ならではのパワーを発揮し、業界の未来を明るく照らす人材育成を目的としている。国土交通省初の女性局長として住宅局長を務めるなど目覚ましい活躍を続ける伊藤明子氏に会場の熱い視線が集まった。
同長官は最初にこう語った。「消費者志向は今や企業経営の常識。にもかかわらずそれがすべての企業に浸透していないのは消費者志向経営が最終的には自社に安定した利益をもたらし、企業を長く存続させる力になることを理解していないからだ」。
企業を長く存続させるといえば北澤塾長が会長を務める北澤商事は今年で創業64年。会長がまだ娘時代、東京・西新井で不動産業を始めた。自宅の一部を事務所に改造し、電話一本を引いただけのまさにゼロからのスタート。






















