三井不、名古屋の公園整備・運営 AIや位置情報で防犯、マーケティング
住宅新報 2020年9月29日 号 1面
三井不動産は、公園と商業施設を一体として整備するPark-PFI事業「Hisaya-odori Park」(愛知県名古屋市中区)を9月18日にオープンした。名古屋市の中心地にある、南北約1キロにわたる久屋大通公園を再整備。同社は、名古屋市の指定管理者として公園の運営・管理を行う。その一環として、NTTコミュニケーションズとAI画像解析・位置情報解析技術を活用した「安心安全な街づくり」の実現に向けた検証を同日から開始。防犯カメラ映像やスマートフォンの位置情報を使って、防犯や事故防止、施設運営、マーケティングに活用する実験を行う。
公園内地下広場に設置した防犯カメラ映像をリアルタイムで解析。不審者の追跡や迷子の探索などに、迅速に対応可能な警備体制の実現を目指す。また、位置情報は匿名・統計化されたスマートフォンの位置データを使い、来園者の散策状況や混雑状況、訪問頻度などを解析して、来園者満足度の向上、きめ細かなサービスの提供や施設運営に生かす。実験は、21年2月末まで行う予定。同社は、NTTコミュニケーションズとの連携・検証を通じて、効率的で安全性が高い公園管理の取り組みを実現する。
「Hisaya-odori Park」は、4つのゾーンに24棟の商業施設を設置。東京・渋谷の宮下公園との一体整備に次いで、公園一体整備の新ブランド「RAYYARD(レイヤード)」を開業した。22の名古屋市初出店店舗をはじめ、飲食や物販など全35店舗が出店した。






















