リコーが展開する法人向けクラウドサービス「THETA(シータ)360・biz」で、事業開発と技術開発を兼務する。17年9月から開発リーダーとして加わった。入社以降、オフィス向け機器のソフトウェア開発で培ってきた「働く人への業務効率化」という視点を武器に、顧客への技術営業や大手不動産会社等とのアライアンスを担う。
14年10月始動の同サービスは、全天球カメラ「リコー・シータ」で撮影した360度のイメージをユーザーのウェブサイトで動的に表示するもの。パノラマツアーを共有しながら遠隔接客ができるため、「コロナ禍の非対面営業の手段として導入が進んでいる」。ポータルサイトをはじめ、一括入稿サービスを提供する各社の不動産管理システムとの連携も強化中だ。5月にはハトマーク支援機構と提携を発表し、全国の宅建協会会員への導入を支援する。
顧客から「魅力的なプロモーションがかなう半面、撮影やコンテンツ制作が現場の負荷になる」と指摘された経験もある。働く現場をより強く意識し、19年以降、業務改善機能を次々と発表。同社のコア技術を転用したAI・画像処理技術を生かし、画像をアップするだけで従来以下の業務量で高品質な画像が活用できるようになった点が不動産事業者の支持を集めた。



























