千葉市 がけ地の住宅移転を助成 解体費など最大97万円
住宅新報 2020年6月9日 号 3面
千葉市は5月28日、「がけ地近接等危険住宅移転助成」の開始を発表した。19年10月の大雨によるがけ崩れの被害を踏まえ、がけ地に近接する住宅(危険住宅)を解体撤去し、安全な場所に移転する費用の一部の助成を行う。
助成対象住宅(危険住宅)は、(1)土砂災害特別警戒区域、(2)がけ条例規制区域、(3)建築後の大規模地震、台風などにより安全上または生活上の支障が生じ、県または市が移転勧告、是正勧告、避難勧告、避難指示などを行った住宅のうち、条件を満たすもの。
助成対象は、危険住宅の所有者で現に居住している、危険住宅を解体撤去する、移転先が千葉市内であることをなどを満たす人。
助成額は、(1)危険住宅の解体撤去(解体撤去費、動産移転費、仮住居費、跡地整備費など)の上限は97万5000円、(2)移転先住宅の取得ための利子補給(住宅の建設等のために金融機関から融資を受けた場合の借入利子相当額で、年利の上限は8.5%)の上限は421万円。
千葉市都市局建築指導課の豊田宏課長は、4月時点で市内に土砂災害特別警戒区域が198カ所あると説明し、「急傾斜地崩壊対策事業も行っており、この助成制度と併せて安全な場所への移転の促進につなげてほしい」と話した。






















