点検 不動産利活用 持続可能社会への取り組み 一般財団法人 日本不動産研究所 第3回 新幹線延伸を控え開発ラッシュ 福井市 地区一体の協同運営を
住宅新報 2020年5月26日 号 16面
連載: 点検 不動産利活用
福井の地名は、諸説あるが、福井城の築城当時から天守台のそばにあった「福の井」と呼ばれる井戸に由来すると言われている。よく湧き出る特別な井戸として、当時の人々に親しまれていたことであろう。
地元足羽山の同じ大きさの笏谷石を幾十にも積み重ねた城の石垣は400年前の歴史と共に機能美の素晴らしさを今に伝える。しかし、この福井城址が存する福井駅周辺および福井城址周辺地区では、戦災・戦後の福井地震による震災から70年以上経過し、戦災復興土地区画整理事業に併せて建設された建物の多くが老朽化し、更新時期を迎えている。
18年に再生計画 そこで、市街地再開発事業等を活用しながら、官民が連携し良好な市街地環境の形成を進めている。23年春予定の北陸新幹線の延伸後を見据え、将来にわたって持続可能なまちを実現し、都市の競争力を強化することを目指して、福井市は18年1月に「福井駅・城址周辺地区市街地総合再生計画」を策定した。具体的には次の開発計画等が進行している。























