地域連携で空き家を解決 三友システムアプレイザル常務執行役員 田井 政晴 ▶(1) 地域人材を育成、活用
住宅新報 2020年5月26日 号 3面
図は、空き家調査員と空き家トリアージを示したものです。廃屋同然から古民家の風情のあるものまで、空き家は千差万別ですが、流通のめどが立たない空き家の調査を建築や不動産流通のプロが業務として引き受けるとコストがかさみます。そこで、地域住民や地域おこし協力隊などから有志を募り「人材」として育成し活用します。加えてWebアプリを使って簡潔・効果的に調査が完成する仕組みを考案しています。スマートフォンのアプリには「基礎の鉄筋の露出」「下地材まで達するひび割れや浮き」といった28の調査項目があり、建物の内外を見回って写真撮影をしながら入力します。他にも地域の環境や建築規制の有無、道路幅員や上下水敷設状態なども調査します。
空き家トリアージ
空き家調査員が行った調査結果を基に、地元の専門家が「空き家トリアージ」を実施。具体的な方法は、老朽化による「安全性」と、歴史的な背景や立地条件、維持管理コストなどを加味した「市場性」の有無による評価です。(1)そのまま流通可能(右上)、(2)改修すれば流通可能(左上)、(3)流通不可=条件付きで流通可能(右下)、(4)取り壊しが必要(左下)などに分類します。























