点検 不動産利活用 持続可能社会への取り組み 一般財団法人 日本不動産研究所 第1回 国内唯一の財政再生団体 夕張市 根底に共同体意識の醸成
住宅新報 2020年5月12日 号 12面
連載: 点検 不動産利活用
北海道夕張市は、「夕張メロン」の産地として全国的にも有名である一方で、財政再生団体として指定されている国内唯一の自治体でもある。20年3月1日時点の市の人口は7788人。最多人口は昭和35年4月時点で、11万6908人であり、最多時から約93%も減少している。
市の歴史は明治24年から始まる。近代化、工業化を支える産炭地のまちとして栄え、最盛期には24の鉱山が稼働していた。炭鉱産業の中核は北海道炭礦鉄道会社(後の北海道炭礦汽船(株))であり、渋沢栄一も同社設立の発起人の一人として尽力している。
現在の市の高齢化率は19年度で約51%(全道1位)。高齢化の課題にも直面していることは言うまでもない。























