幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 89/100 住まいに見る時代風景 地域に根ざす文明へ
住宅新報 2020年4月28日 号 11面
連載: 幸福論的「住宅論」

マイホームへの夢は尽きない。コロナ収束後には住まいの意味も大きく変わるだろう。人々の地域への思いが増す新たな文明が始まるからだ(千葉県船橋市で)
ここ数年、自宅のリースバック事業が注目を集めている。最近では、福岡の三好不動産が参入した。元祖はハウスドゥといわれているが、今や全国でこの高齢者向けのリースバック事業が広がりを見せている。
長寿化で高齢者の資金調達ニーズが高まっていることが背景にあるが、同類として自宅を担保に融資を受けるリバース・モーゲージという商品もある。実際、中にはリースバックとリバース・モーゲージとの選択に迷う人も利用者の中にはいるという。
どちらも、これまで通り自宅に住み続けながら、ある程度のまとまった資金を手に入れることができる。リースバックは家を売却することになるが、リバース・モーゲージも死亡後に売却して返済するわけだから、本質的な違いはない。






















