ひと 単身サードエイジャー理想の住まいを プロジェクトを立ち上げた日鉄興和不動産住宅事業本部 佐藤 有希さん
住宅新報 2020年3月31日 号 2面
連載: ひと

日鉄興和不動産と温泉予約サービスや温泉メディア事業を行っているゆこゆこホールディングスとが共同で「単身サードエイジャーのシンプルライフプロジェクト」を立ち上げた。サードエイジャーは60歳から上の世代と定義。このプロジェクトは、シングルライフのための暮らし・住まいの研究所「プラスワンラボ」が手掛けており、「シングルの中で50~60代が増えてきているという状況を鑑みて、ゆこゆこさんにお声掛けして、ラボの企画として進めている」
イベントにゆこゆこが出展していたことが、きっかけになった。直接、会社に訪問して企画を説明した。仕事をリタイアするというライフスタイルの変化で、住まい方も変わるという仮説に基づいて、サードエイジャーをターゲットにしている。
実際に生の声を聞くと、事前に想定したこととは違った。今の50代以上は、出歩く人が多いことが分かった。家事を自分でする人も多く、プラス思考で楽しく生きようとする姿勢が印象的だった。
新しい情報は常にキャッチアップするよう心がけている。気になることは、とことん調べないと気が済まない性格だ。
だから、興味をもてば、社内外に関係なく人に会いに行った。自分一人だけで何かを行うのは、限界がある。「自分の想像の域を超える」ために、外部の専門家に会いに行く。つてがなくても、飛び込んでいけば意外と会ってくれる。社内でも同じ。最初は自分から声を掛けた。自分の考えに対して、意見を聞かせてほしかったからだ。声を掛けていくうちに、協力してくれる人も増えていった。
休日もほとんど外へ出歩いて、家にいることはない。新しい商業施設があれば、開業日に行くようにしている。本もランキングを見て、話題になっているものを買う。とにかく好奇心が旺盛。根っからの新し物好きだ。(桑島良紀)


























