マンション価値向上金融支援協議会 維持費試算ツールを6月公開 19年度の検討を集約、報告
住宅新報 2020年3月31日 号 2面
マンションの価値向上に資する金融支援の実施協議会(事務局・住宅金融支援機構)がこのほど、19年度の取り組み結果と今後の方向性を取りまとめ、報告書として公表した。高経年マンションについて、マンション管理関係団体や民間金融機関、有識者、行政らが参加し、主に金融面からの対策を検討する協議会。
同報告書で同協議会は、今後管理組合向けに、マンションの維持費をウェブ上で試算できる「マンション版ライフサイクルシミュレーションツール」を開発し、6月末に無料で公開する計画を明らかにした。物件の規模や築年数、工事内容に応じた大規模修繕工事費用の平均値のほか、長期修繕計画と必要な修繕積立金などを簡易的に試算するもの。情報の非対称性を解消し、管理組合が事業者の提案を比較検討できるようにすることなどが狙い。
情報の非対称性解消に向けては、地方自治体とも連携を図りながら、情報発信や相談支援などによる広報活動にも努める。


























