ゼームス坂パークハウス【中編(1)】 東京都品川区 全会一致で大規模修繕 修繕積立金の範囲内で
住宅新報 2020年3月24日 号 23面
前回、紹介した「ゼームス坂パークハウス」は、総戸数63戸のマンション。竣工した1971年当時は管理組合もなく、「丸ビルの管理で実績のある三菱地所が管理するマンション」という点が売りでした。
100%の賛成 竣工から11年経った頃、管理者である三菱地所から1回目の大規模修繕工事が提案されましたが、当時の法律では、100%の賛成がなければ大規模修繕工事は実施できません。修繕積立金といっても名ばかりだったゼームス坂パークハウスでは、かなりの額の一時金の徴収が必要になるため、当然のことながら反対者が出ました。
そのとき動いたのが、住人で組織する自治会です。独自に施工業者をあたり、予算の半額の見積もりの業者を探し出し、改めて施工を提案しました。負担する一時金が当初の半額になったこともあり、自治会の意向が反映されて100%の賛成を得ることができたのです。























