東京都台東区 山谷でリノベーションまちづくり 公有地と空き家を活用
住宅新報 2020年3月17日 号 3面
台東区は、山谷地区を含む浅草北部地域で、公有地や既存の民間施設を活用してリノベーション型まちづくりを進める。20年度は、基本計画策定と機運醸成を図る講演会を開催する。21年度は民間施設の事業化・活用につながるよう、不動産オーナーと空き家・空き店舗を活用したい人とのマッチングを図る場を設ける。基本計画策定のコンサルティングは、ポリテック・エイディディ。
対象地域は、台東区日本堤1~2丁目、清川1丁目周辺。JR常磐線・東京メトロ南千住駅から徒歩10~15分。以前は、日雇い労働者向けの簡易宿泊所が多い地域だったが、現在は同宿泊所を一般観光客やインバウンド向けに改修したゲストハウスが約30件立地している。一方で、空き家・空き店舗も目立つ。
18年度の「北部地域活性化検討調査」で、同地区でのまちづくりには、公有地と空き家・店舗活用が有効との調査結果を得た。それを受け、台東清掃事務所清川清掃車庫(敷地面積は約1ヘクタール、建物敷地は約4000m2)などがある公有地を活用することに決めた。現在、同公有地の敷地は、大型観光バスの待機所などにも利用している。
台東区都市づくり部地域整備第二課の植野譲課長は、区全体の人口は伸びているが、対象地域は人口の伸び悩みと高齢化が進んでいると説明し、「この事業で地域のイメージを変えて、まちを活性化していきたい」と話した。






















