残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第41回 岡山県岡山市 一般財団法人 日本不動産研究所 看板建築が建ち並ぶ五福通り 町を挙げて魅力を発信
住宅新報 2020年2月25日 号 24面
JR岡山駅からは赤穂線を利用して20分程度、岡山市中心部から東方へ約10キロの位置に西大寺地区がある。西大寺地区のシンボルと言えば、裸衆(裸の男たち)が宝木(しんぎ)を奪い合うという日本三大奇祭の1つで、毎年2月に西大寺観音院で行われる西大寺会陽(裸祭り)である。西大寺は、元々は犀の角を戴き鎮めた地に建立されたことから「犀戴寺(さいだいじ)」と呼ばれていたが、後に後鳥羽上皇から「西大寺」という名前を賜り今に至っている。
門前町として発展
西大寺地区は、江戸時代には西大寺観音院の門前町として発展した。また、西大寺地区の東側には吉井川が流れるため高瀬船による上流地域との貿易で発展した地域でもある。明治以降は門前町の商店街が大きく発展し、周辺の経済の中心として賑わいを見せた。























