地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 127 雪は世界に誇る観光資源だ(4) 野沢温泉スキー場は近隣観光も訴求
住宅新報 2020年2月25日 号 21面

外湯めぐりの大湯は、江戸時代の趣を伝える湯屋建築
今や25%が外国人
今回紹介する野沢温泉は、スキーリゾートとしても海外から注目度がアップしている。
野沢温泉は豊富な雪とパウダースノーが魅力で、70~90年代は、日本人スキーヤーにも大人気のスキー場だった。しかし、その時期をピークに、スキー人口が減少をたどり、最盛期の約半分までになっている。一方、それを下支えしているのが、外国人スキーヤーで、利用者の25%が外国人客だ。もちろんインバウンド客も含まれている。全体が約40万人の利用者のうち約10万人が外国人というほど。そのうち70%が長期宿泊のオーストラリア人だ。かつて外国人比率は、00年代は、10%に満たなかったが、13~14年は13.9%、そして16~17年のシーズンは20.1%と着実に伸びている。この伸び方は、来訪者の口コミやSNSによる情報発信が大きく、急速な増加ではなく、じっくりと増えているのが特徴だ。






















