エヌ・シー・エヌ 木造非住宅の構造設計会社 ネットイーグルと設立、50万m2目指す
住宅新報 2020年2月18日 号 11面

左から福田社長、田鎖社長、祖父江社長、ネットイーグルの吉川和博取締役専務執行役員
エヌ・シー・エヌ(東京都港区、田鎖郁夫社長)は2月10日、ネットイーグル(福岡市西区、祖父江久好社長)と共に、合弁会社「木構造デザイン」を設立した。エヌ・シー・エヌは耐震構法「SE構法」により木造建築物の豊富な構造設計実績を有する。ネットイーグルは木造プレカットCADの開発で国内トップのシェアを持つ。新会社は両社のノウハウを生かし、木造非住宅の構造設計事業を展開していく。同日には都内で会見が開かれた。
木構造デザインの資本金は1億円。出資比率はエヌ・シー・エヌが8割、ネットイーグルが2割。エヌ・シー・エヌの本社内に事務所を構え、社長にはエヌ・シー・エヌの福田浩史執行役員が就任。非住宅木造建築物の構造設計、生産用CADデータや加工図の作成、木構造BIMデータの作成を手掛ける。陣容は福田社長含め6人。福田社長は「建物の目的に合った提案から、構造設計とそれに連動したプレカットデータの提供まで、ワンストップサービスを実現する」と抱負を述べた。
SE構法は構造品質の高い構造用集成材、独自開発の金物を駆使して、ラーメン構造を木造建築で実現したもの。新会社ではSE構法以外も取り扱うが、田鎖社長は「SE構法に自負はあるが、木造の非住宅には1000m2といった大きな物件もあり、SE構法だけで対応するのは窮屈(きゅうくつ)。ネットイーグルのお客様である約400社以上の工場の力を借りられることを思えば、SE構法だけにこだわらない」と説明。祖父江社長は「(SE構法以外への)オープンというのが鍵。オープンであればプレカット工場も受け入れるだろうと考えた」と述べた。






















