地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 125 雪は世界に誇る観光資源だ(3) 妙高の人気は雪質と飲食店街にあった
住宅新報 2020年2月18日 号 9面

新潟県妙高市の赤倉温泉では飲食店街が続き、夜になるとアフタースキーで盛り上がる
ポスト・ニセコに動く
ニセコが高級リゾート地として歩み出したころ、そろそろチャンスが来ると動き出したのが、本州の長野県や新潟県のスキー場のあるエリア。妙高高原と長野県北部の宿泊関係者らが、「長野新潟スノーリゾートアライアンス実行委員会」を立ち上げ、妙高のほか、白馬、志賀高原、野沢温泉、JR東日本が参加して、訪日外国人をスキー場に呼び込むプロジェクトを実施した。
その一つ、妙高は、今ではオーストラリア人に人気だ。冬場の宿泊者の9割がオーストラリア人という施設も珍しくない。このように、人気が定着した妙高では、実は廃業したホテルやペンションをオーストラリア人など外国人の投資家による購入が進んでいる。それも個人によるものが多く、値段が手ごろな点が大きいようだと地元の不動産会社の方が言う。営業スタイルも冬のみにして、その他は休業して固定費を抑えるユニークな経営も特徴だ。






















