市民提案に500万円助成 横浜市 市民まち普請事業で3団体
住宅新報 2020年2月4日 号 3面

市民も見学できる公開2次コンテスト
横浜市は1月25日、19年度「ヨコハマ市民まち普請事業」の2次コンテストを開催し、最大500万円の助成金の交付対象となる3団体を決定した。同事業は、市民が主体となって地域の課題解決や魅力向上のための施設整備を提案する制度。05年度から始まり、15年間で56件の提案事業が成立している。
1次コンテスト(アイデア審査)には、12件の応募があり、6件が通過した。1次コンテスト通過の団体には、上限30万円の活動助成金が交付され、2次コンテストに向けたアドバイザー費用、建築士による設計図面作成の委託費などに使うことができる。
公開審査の2次コンテストでは、実現性や運営体制、資金繰り、最低5年間の事業継続の要件などを満たせるかなどを審査し、投票結果も公開する。2次コンテスト通過団体には、50万~500万円の整備助成金(設計費、工事費、活動費など)を交付する。審査委員は、学識経験者や市民代表者らが務めた。
19年度の2次コンテスト通過3団体と提案名は以下の通り。みんなが繋がる憩の家icocca作り隊「コミュニティカフェの新設」、菊名・錦が丘にみんなの〃ひろば〟をつくる会「カベを取り払ってみんなが自由になる『ひろば』づくり」、おはなしの風「みんなの絵本のおうち」。
横浜市都市整備局地域まちづくり課の甲斐泰夫課長は、提案の多くが5年以上事業継続していると説明し、「公開審査で、プレゼンテーションや質疑応答を市民が見学でき、その場で投票結果を公開することで公平性、透明性を確保している。施設整備を助成することで事業の起爆剤とし、地域に合ったまちづくりの実現を目指す事業だ」と話した。






















