東京、神奈川で年間約800戸のリノベーションマンションを供給する同社は今年1月21日、社名をトータルエステートから変更した。98年10月の設立後、中古マンション事業に注力。家具付きリノベマンションをいち早く提供するなど業界をけん引してきた。新社名の〝マイプレイス〟には「快適な空間と安らげる暮らしを提供する」という思いがある。業務拡大により、同日付で新宿営業部を開設し営業体制も強化。リノベマンションの供給戸数は累計1万戸を射程圏に捉え、今年中に達成の見込みだ。
一次取得者層を対象に、商品の間取りは2LDK~3LDK、販売価格は3000万~3500万円が主力。「仕入れから設計、企画、施工まで自社グループで完結している点が強み。工事を担うグループ会社のバウテックは設計施工の技術力が高いので、旧耐震基準でも買い付け可能。築年数による線引きはない」とし、管理状態のいい物件を対象に商品化を図る。金融グループのあかつき本社を大株主に持つ同社の経営基盤も顧客や仲介会社にとって安心材料の一つとなる。
「昔から街の観察が好き」と話す三澤社長は、85年に長谷川工務店に入社後、建設業やディベロッパー、コンサルティングを経て、07年にトータルエステート取締役に就任。利回り物件の投資や仲介、土地の売買等を強化し18年から現職だ。























