ひと 未知の世界で新たな体験を マーケティング責任者として主導するタスキ 法人コンサルティング部 長養 麻奈美 さん
住宅新報 2020年1月21日 号 2面
連載: ひと

新規事業の「給与前払いサービス」を手掛けて〝新たな挑戦〟に心が躍る。はしゃぐような性格ではないが、内に秘める〝想いの熱さ〟は、幼少期からだ。
足を踏まれてすぐに泣くような、「引っ込み思案で人見知り。でも度胸があって芯は強い」と母親に評されたように、野球観戦が好きで活発な面もあった。学窓での〝競争戦略論〟の議論は人前で話す訓練に。「伝えたいことをよく理解し、相手に向き合う大切さ」を知る。社会へ羽ばたく準備期に、自身を気づかせた。当時のマーケティングの学びが今に生きている、とは言うものの、「結構忘れてしまったこともあるかな」と笑いながら、時折、使い古した教科書のページをめくる。
金融系に興味があって新卒入社の投資ファンド会社を経て、前職で不動産の仕事に出会う。初年に一発合格した宅地建物取引士の資格を得るも、少し立ち止まる。本当にやりたい仕事とは。不動産の価値を高めつつ、「まちづくり的な発想を持つ社会貢献がしたい。もっと活躍できる人に」。 新たな一歩が現職で始まった。不動産の専門知識を生かし、「色々な人たちを幸せに、笑顔にする」と誓う。自身で初の新規事業の立ち上げ、何役もこなすマルチタスクを求められる今の環境は、今までにない「様々な経験を得られる」と向上心が高まる。分からないことは素直に聞く真摯な姿の伝播か、目標に向かうベクトルが一つに、チームワーク力が強まり、成果を生む素晴らしさを感じた。
これから自分に何ができるのか。広報業務も新たに担う。出会いや自身の飛躍の機会が増える。「未知な世界の空気感、匂いを感じている」という趣味の国内外旅行のように、多くの体験は自身の成長になる。そう信じている。(坂元浩二)


























