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スタンダード会員限定五輪後展望 不動産の「価値創造」広がる、「リノベーション」〝場の再定義〟が普及

住宅新報 2020年1月7日 号 21面

総合
  • 新宿駅前に立地する「12SHINJUKU」

    1 / 3新宿駅前に立地する「12SHINJUKU」

 従来の建物改修工事にとどまらず、住まい手の生き方のデザインや、エリア全体の価値向上に寄与する「リノベーション」。一般消費者への認知が進む中、空き家や空きビルを活用したシェアオフィスなど柔軟な働き方を実現する場として注目を集めている。

 リビタ(東京都目黒区、川島純一社長)がトータルプロデュースする「12SHINJUKU(ジュウニシンジュク)」は、新宿駅直結の「暮らしを自由にする」シェアオフィスだ。従前はフロア面積が狭く築40年(79年1月竣工)の旧耐震ビルだったため、新宿駅南口前という利便性を生かせず、数年間ほとんど空室状態。一部のテナントが退去しないため、近隣の再開発の波からも取り残されていた。

 住まい領域を軸にする同社は「働く」という観点からアプローチ。「暮らし」をより柔軟に考えられる場になることを目指し、耐震補強の上、シェアオフィスへ改修し18年9月にオープンした。オフィス内にラウンジ、イベントスペースのほか、キッチン、LDKなど住まいの機能の一部を持たせることで、暮らし方の変化も見据える。「家でも働く場でもない、サードプレイスと呼ばれる場所が多数ある今だからこそ、ファーストプレイス(家)とセカンドプレイス(働く場)の間を模索できる。〈オフィスを『住に』。暮らしを『自由に』〉という働き方を体現した」(同社)。

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