残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第34回 佐賀県 一般財団法人 日本不動産研究所 佐賀平野に広がる2千キロのクリーク 見直されるべき防災機能
住宅新報 2020年1月7日 号 18面
日本有数の稲作地帯である佐賀平野は有明海の湾奥部に発達した沖積平野である。この平野は有明海湾奥部に筑後川をはじめとする河川群からの流入土砂の堆積によって1年に10メートルの割合で干潟が発達し、その干潟を飛鳥時代から行われてきたという干拓等によって陸化することで成長してきた。その佐賀平野を網の目のように流れる「クリーク(農業用排水路)」は総延長2000キロとも言われ、全国的に見ても独特の風情を醸し出している。
水害と干ばつ
佐賀平野はクリークで辺り一帯が覆われているため、水が多い地域と思われがちである。























