幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 70/100 不動産業「令和の時代」(上) 歩調そろえる3大改革
住宅新報 2019年12月10日 号 15面
連載: 幸福論的「住宅論」

分譲マンションはその規模の大小にかかわらず入居者同士のコミュニティが重視され、資産価値を構成する重要な要素になりつつある(写真はイメージ)
江戸時代の人間が現代社会を想像することができないように、人間は100年も200年も先のことは夢にすら見ることができない。しかし、5年ぐらい先がどうなっているかを想像することは楽しい作業となる。そこで、住宅を中心とした不動産業の今後〝令和の時代〟を想像してみよう。
東京オリンピックが開かれる20年は、人々の「住まい方」「働き方」、そして「人生の楽しみ方」という3大改革がいよいよ歩調をそろえ出す年になるのではないか。今後社会は年を追うごとに、人口減少と超高齢化を実感していくようになるため、否応なく人々の暮らしに対する意識も変化せざるを得なくなっていくからだ。
「人生100年時代」という言葉が「めでたくもあり、めでたくもないような」不思議な感触と共に広まりつつある。しかし、不動産業に影響をもたらす「住まい方」「働き方」、そして「人生の楽しみ方」が急速に変化していきそうな予感は誰もが感じ取っている。






















