「建築プロデュース」のすすめ 明海大学不動産学部長 中城 康彦 ▶(1) 建築と不動産をつなぐ
住宅新報 2019年10月29日 号 3面
長期的な関わり
建築の仕事にたずさわる人にとって、土地は近くて遠い存在である。建物を建てるためには土地が必要という意味で、極めて近い存在だが、緻密な工学的配慮を積み重ねて建物を創り出す建築は、土地とは対極の存在と感じる。
圧倒的多数の建物にとって、それが存在する意味は、新築することではなく、新築後に利用され、生かされることを通じて社会貢献することである。建物の劣化や経済社会の変容に対応しながら利用され続けるために、建築の専門家が長期的に関与することが求められる。























