昨年4月に新卒で入社。新入社員研修を経て、広報セクションで勤務する。「外部の広報セミナーを受講した際に、他社は営業などを経験して広報に来たという人が多く、社会人2年目の人とは会わない」とほほ笑む。同社としても新卒者が広報に配属されるのは初のケースだ。
千葉県出身で、明治大学国際日本学部を卒業。就職活動の際には「業界研究をしていく中で、活動後期からは技術を軸にしている会社がいいと思い、そこからメーカーを中心に受け出した。当社は売り上げの9割が空調機。そのうちの7、8割が海外。海外関係を勉強する学部でもあったので、そうした点で興味を持ったのが始まり」と振り返る。
経理、人事、総務といったコーポレート系の職種の中で広報を志望し、見事に配属された。現在は「社内では商品の開発者に話を聞きに行ったり、社外では新聞記者がどういうことに関心を持っているかを聞いてみたり、コツコツとした作業が必要」と、改めて広報の仕事を地道なものと実感している。その一方で2年目に入り、「ニュースリリース作成では最初から自分でスケジュールを組むようになった。仕事の範囲は広がっている」と手応えも感じている。
広報の使命が自社の知名度や好感度を上げることにあるのは言うまでもない。「記事が掲載されることでステークホルダーによい印象を持ってもらい、社内でも案件に携わる社員の士気向上につなげたい」と記事の掲載件数にこだわる。
掲載に関するフィードバックも忘れない。案件に携わった社員に、記者の関心事などを伝えることを心掛ける。「社内に広報に対するマインドをつくりたい。広報の効果は見えにくいものだが、それを社員にも理解してもらい、色々な情報が集まるようにしたい。そういう雰囲気づくりができれば」と意欲を見せる。(古賀和之)























