小田急電鉄、MaaSアプリ実証実験 新百合ヶ丘で高齢者など公共交通利用促進も
住宅新報 2019年10月15日 号 11面

MaaSアプリ「EMot」のデモ画面
小田急電鉄は、10月末からMaaS(マース、次世代交通システム)アプリを活用した実証実験を開始する。アプリ「EMot(エモット)」は、鉄道やバスに加えタクシーやシェアサイクル、カーシェアなどを含めた経路検索と、交通サービスや特典チケットなど電子チケット機能の2つが大きな特徴。エモットの機能を生かし、箱根エリアで観光、新百合ヶ丘エリアで郊外住宅地、新宿と新百合ヶ丘エリアで生活サービスの実証実験をそれぞれ開始する。将来的に、海外で行われているようなマースと不動産を組み合わせた新たなサービスなどを検討する。
箱根エリアで行う実証実験は、アプリでの箱根フリーパスの購入や利用を可能にする。新百合ヶ丘エリアでは、2500円以上の買い物で往復の無料バスチケットをアプリに発行。無料駐車券の要領で無料バスチケットを発行し、高齢者などに対して自家用車から公共交通への利用につなげる。また、生活サービスの実証実験では、「箱根そば」など飲食店で1日1食使える定額のチケットを販売する。同社はマースを活用し、「日本一暮らしやすい沿線」(星野晃司社長)の実現につなげる。






















