地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 112 ダークツーリズムという学ぶ観光(2) 陸前高田が視察受け入れに地域ガイド
住宅新報 2019年10月8日 号 8面

東日本大震災の直後、奇跡の一本松として知られた
長期間滞在の視察旅行
陸前高田市は11年の東日本大震災では、非常に大きな被害を受け、大津波等による死者(不明者含む)が2000人近かった。人口の7%以上が失われたのだ。約7万本の松が津波で流された中で1本だけ残った松が、「奇跡の一本松」として海外でも報道された。当時、国内そして海外からも多くの支援を受けた。そして復興の様子を見てもらいたい地元の想いがあり、実際に、支援国からの視察の申し込みを受け入れた。
「海外からは年間約500人の視察ツアーを案内しています」と陸前高田市の商工観光課の担当者は言う。陸前高田市は視察客にとって、「学びの場」「研究の場」「防災学習の場」となっている。通り一遍に見て回るというより、じっくりと歩き回る長期滞在者が多い。






















