20年近くマンションが抱える問題を追っている。『マンション崩壊』『狙われるマンション』など著作は多い。このほど、新著『生きのびるマンション<二つの老い>をこえて』を上梓した。多くのマンションで今、建物の老朽化と住民の高齢化という〝2つの老い〟が乗り越えなければならない壁となっている。
「前回の著作から約10年が経ち、管理不全によるスラム化、大規模修繕積立金をめぐるトラブルなど自分が懸念していたことが現実のものとなり、マスコミの特集も悲観論一色。救いの道となるような解決策のヒントを提示したかった」
壁を乗り越える糸口の一つに、「大勢が同じ屋根の下で暮らすマンションは〝私〟の自由と〝共同体〟の役務に折り合いをつけること」を挙げる。























