「建築都市計画から地域経済の立て直しまで、幅広く視野を巡らせて、理想論に走らず、可能な選択肢をしっかり仕上げる」。そう話すのは、東京都青梅市とあきる野市で、タウンマネージャー(以下、TM)として地域再生の役割を担う國廣さん。
98年の中心市街地活性化法で導入されたTMは、まちづくり専門家として指導・助言を行う。まちづくりでは、専門家がサポートしながら、地域の利害調整をして信頼関係を築き、より良い計画を市民に受け入れてもらう。TMは、地域で活動している人と共に事業を組み立てていく推進役と説明。
元々は、日本銀行調査統計局勤務で、まちづくり分野に興味があったわけではなかった。設計事務所時代に、デンマークの港湾再生都市計画のコンペや、中国で経済分析も含めた地域の包括的な拠点開発の計画づくりを経験する中で、都市の実践的なマネジメントに興味を持ち、TMへとつながっていった。























