残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第15回 新潟県新潟市 一般財団法人 日本不動産研究所 無地番地に続く人情横丁 埋め立てで消えた柳都
住宅新報 2019年8月20日 号 12面
オフィス街から近い場所にひときわ目を引く商店街がある。ユニークな小規模店舗が建ち並ぶ「人情横丁(正式名称=本町中央市場商店街)」は、新潟市で最も古い商店街の一つであり、1951年(昭和26年)に新潟市中央区に建てられ、現在も当時の姿を残している。
昭和の雰囲気漂う
建築当初、それまで露店で鮮魚などを扱っていた業者が集まり、清潔な環境で食品を販売することを目的に、食品市場として運営を開始したとのことである。現在では、雑貨、駄菓子屋、カフェ、老舗寿司屋、その場で焼き魚が食べられる浜焼き屋、売り切れ必至の地元ラーメン店などの個性豊かな店舗が多い。その昭和感が漂う雰囲気から、テレビ番組でも紹介されることがあり、特に県外からの来訪者には独特でレトロな印象を与える商店街である。























