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スタンダード会員限定残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第12回 長野県伊那盆地 一般財団法人 日本不動産研究所 日常に根付いた昆虫食 地勢が育む独自の文化的所産

総合
  • (右)冬場の貴重なたんぱく源だったザザ虫

    1 / 3(右)冬場の貴重なたんぱく源だったザザ虫

 「信濃国は十州に 境連ぬる国にして 聳(そび)ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し 松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万(よろ)ず足らわぬ事ぞなき」

 制定50周年を迎えた県歌「信濃の国」の一番の歌詞で、「信濃の国(長野県)は10の国(越後・武蔵・甲斐・駿河・遠江・上野・三河・美濃・飛騨・越中)に接し、山は高く川は遠くまで流れている、松本平・伊那谷・佐久平・善光寺平は肥えた土地で、海はないが物産が豊富で不足するものはない」という意味である。

 もともと地理歴史唱歌として作られた「信濃の国」は六番まであり、いずれの歌詞も長野県の地勢や地域について歌っている。長野県内どこにいても山々に囲まれ、360度山が聳え立つ長野県の地勢は、そのものが情景であろう。この地勢は独特の個性を持った文化を生み出す。

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