02年創業、都心立地の中古マンションリノベーションを年間350戸以上手掛けるグローバルベイス(東京都渋谷区、茂木敬一郎社長)。このほど都心のマンションリノベ平成史を振り返るレポートを公開した(9面に関連記事)。「住宅販売市場の変化が読み取れる。多様化する現代人の選択肢としてリノベが一般化する中、品質追求と情報開示を徹底したい」と消費者への発信を主眼に置いた。
自身の業歴も平成史と符合する。経済状況が転換する91年、新築ディベロッパーに新卒入社。建築現場の施工管理を経て3年目から営業職へ。トップセールスを誇り営業部長も務めたが、「安心して長く勤められる会社とは何かを考えた」と32歳の時、同僚だった茂木社長らと独立。現在の買取再販会社を立ち上げ、2年目には自社での仕入れ、工事、販売という製販一体体制に移行した。
徹底したリノベの追求が至上命題だという。「中古は安価だからという消費者の購入動機に甘えてはいけない」と工事はフルスケルトンで配管・床組みから刷新する。「販売価格が多少上がっても自社で月30戸程度仕入れ、販売する仲介網がある。品質と価格の裏付けを説明できる営業力が強み」と話す。信頼できる工事会社に安定的に発注する体制を構築している点も強みだ。工事会社も過度な受注獲得競争による商品の質の低下を防ぐことができ、顧客の安心につながる。























