居酒屋の詩 (53) 6時まで安いハイボール癖になり きょうも勇んで途中下車
住宅新報 2019年6月4日 号 11面
連載: 居酒屋の詩

京成西船駅前にあった「今ちゃん」が店を閉じてからは、新たなたまり場を求めて放浪していた旧常連陣が、現在拠点としているのがJR西船橋駅北口近くの「築地銀だこハイボール酒場ギンダコ西船横丁」である。
5時の開店から6時まではハイボールが割引となるのが魅力。ハイボールしか飲まず、しかも6時直前になると、追加注文を忘れない。「今ちゃん」の頃は私が知る顔触れだけでも10人以上の常連さんがいたが、ギンダコ横丁にやって来るのはそのうちの5~6名。毎日誰かが開店間もなくやって来て指定席の丸テーブルに陣取る(写真)。ハイボールを飲み終えれば、当然のごとく引き上げる。そのまま解散することもあるが、大抵はもう1軒行って呑み直す。〝銀だこ会〟のメンバーは、生命保険会社に勤める女性、元証券マン、昔やっちゃ場で働いた野菜のプロフェッショナルなど。バックグラウンドはバラバラでも酒を愛する仲間はなぜか心が通い合う。






















