ワンマン体制が原因 レオパレス 施工不備外部調査委の最終報告
住宅新報 2019年6月4日 号 1面

写真左から、新社長の宮尾文也取締役常務執行役員、深山英世社長、蘆田茂施工不備問題緊急対策本部責任者執行役員らが会見で頭を下げた
原因の背景を報告書では、厳しい経営環境に「走りながら考える」強力な業態転換で商品化や収益化を急ぎ、「事なかれ主義」で法令適合性を十分検討せず、品質への当事者意識が欠如し、深山祐助氏の意向ばかりを汲む企業風土があった。オーナーの訴訟提起などで認識できた「問題点に気付いても目をつぶって放置する」状況だったとした。
会見で深山英世社長は、「経営陣の刷新が最重要」と述べ、5月30日付けで宮尾文也氏(取締役常務執行役員)の新社長就任を発表。宮尾氏は、「重く受け止め、再発防止に努める」とし、宮尾氏を除く7人の役員全員が退き、社外取締役3人を5人体制にする役員人事を発表した。
また同日には、19年2月に国交省への外部通報で新たに発覚した共同住宅の耐火構造仕様の不適合で、適合する改修を行う方針を示した。当該の耐火建築物として確認申請した2240棟の中で204棟を現地調査し、このうち63棟の界壁で用いる石こうボードや厚みが大臣認定の仕様となっていなかった。残る2036棟の耐火性能についても調査確認していくという。






















