4月訪日客0.9%増 10連休で空路高騰、混雑敬遠
住宅新報 2019年5月28日 号 2面
日本政府観光局(JNTO)の5月21日の発表によると、19年4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年同月比0.9%増の292万6700人で、4月として過去最高を記録した。また19年の累計は1098万500人で、18年より6日早い4月19日に1000万人を突破した。
伸長を続けているインバウンドだが、その上昇幅は1%を下回り、先月(同5.8%増)から4.9ポイント縮小、前年同月(同12.5%増、暫定値)からは11.6ポイント縮小。成長の鈍化を感じさせた。
田端浩観光庁長官は同日の定例会見で、19年4月の結果について、4~5月の10連休を理由の一つとして挙げている。比較的長期間の連休になったため、日本人の海外旅行が活性化し、4月下旬は日本からの出国航空便が高騰、予約困難となった。日本国内の観光地の混雑もマイナス要因となり、4月下旬に帰国する旅行プランを敬遠する動きが、特に訪日客数の多い東アジア諸国で見られた。
田端長官は「10連休の影響が、(想定より)少し大きく出ているというのが正直なところ。(連休後半にかかる)5月の数字もしっかりと注視、分析していく」と語った。


























