住宅メーカー初の英国進出 積水ハウス 年間1千戸供給目指す
住宅新報 2019年5月21日 号 13面
積水ハウスは5月14日、英国の行政機関であるホームズイングランド、英国のアーバンスプラッシュ社とパートナーシップを組み、5月から英国の住宅市場に本格参入すると発表した。日本のハウスメーカーが英国、ヨーロッパに進出するのは初めて。アーバンスプラッシュグループは93年に世界的な建築家やデザイナーとの協働で古いビルのリノベーションや新しいサステナブルなコミュニティの創出を目的に設立。これまでに4000戸以上の住宅を提供している。
積水ハウスはアーバンスプラッシュ社が設立した新会社のアーバンスプラッシュハウスホールディングスに出資する。出資額は約2200万ポンド(約33億円)で、出資比率は35%を占める。
英国には日本的な住宅メーカーがなく、地元の施工店が住宅を供給するのが一般的。現在、自然増や移民の流入で人口が増加しており、供給力に限りがあるのが現状だ。
同社は木造に関する工業化住宅の技術やノウハウを提供し、価格帯は中間所得層向けに設定。英国の社会的な課題に対応する方針だ。
事業方針は、地方の大都市であるマンチェスターを中心に木造のテラスハウス、5、6階建ての集合住宅を中心に展開していく。建材は現地の工場でつくってユニット化し、現場で施工するスタイルを採用する。5月中にはマンチェスター中心部に木造のタウンハウス(計100戸超)を開発して販売する。
同社は将来的には英国での事業で年間1000戸の建設・販売を展望している。






















