国交省 稼げる国土専門委 「知的対流拠点」のあり方示す
住宅新報 2019年5月21日 号 2面
国土交通省国土審議会計画推進部会の「稼げる国土専門委員会」(委員長・坂田一郎東京大学大学院教授)はこのほど、これまでの議論を集約した報告書「新たな時代における『予定調和なき対流』によるイノベーション創出」を作成、公開した。
同報告書は、地域の独自の個性を生かした産業振興を図るという趣旨に沿って、同委員会が3年間にわたって調査・検討してきた事例と考察を整理。大都市圏と地方都市でヒト・モノ・金・情報が対流し、地域発のイノベーションの創出が期待される「知的対流拠点」に着目し、その類型や具体的事例のほか、新たな拠点の形成に向けたあり方も記載している。またこうした対流の促進へ向け、公的機関の関与のあり方などの検討課題についても言及した。
併せて、17年3月に策定した「ローカル版『知的対流拠点』づくりマニュアル」についても改訂を行った。初版で紹介した先行事例のうち、その後の環境変化が大きな5事例を抽出し、追跡調査を行った上で、地域主体の取り組みを維持・発展させるポイントを分析、追加している。
同省では、これらの取りまとめや、同委員会の調査と検討を通じて得られた知見などを活用し、地方における「知的対流拠点」の普及促進を図っていくとしている。


























