入社後、コア事業の複合機等のグローバルな商談に携わった。「企画から開発、販売まで一気通貫でできる仕事がしたい」と16年1月、新規事業開発本部へ異動。不動産向け360度クラウドサービス「THETA360.biz」の事業メンバーとして、「RICOH360-VRステージング」を今年7月にリリースした。
実際のホームステージングを理解するため、日本ホームステージング協会(7面参照)が認定するホームステージャーの1級資格も取得した。「購入ターゲットを絞り込み、売れる物件に仕立てること。日本では遺品整理や在宅物件などライフステージに合わせた提案が課題になると学んだ」。
VRステージングでは、全天球カメラで撮影された空室物件画像にCG技術を活用し、家具や小物を配置。影や反射など細部の描写にこだわった。実際の設置では手間がかかる家電製品の配置も簡単に行える。実際のホームステージングを行う際に課題となる価格、手間、地域という点を乗り越える利点もある。「VRであれば、家具の搬入・搬出コストや物件を傷付けるリスクを回避し、遠方での提供も可能。不動産会社自身がコストを負担しているケースも多いが、低コストで利用できるので、賃貸への導入も期待できる」。



























