住宅展示場の在り方 (上)顧客動向を巡って 情報入手が簡単な時代に
住宅新報 2018年12月4日 号 1面
9月、千葉県の船橋市と柏市に単独展示場「体感すまいパーク」をオープンしたポラスグループ(埼玉県越谷市)。同グループ初の単独展示場となるが、インターネットの普及を踏まえた顧客動向をにらむ。消費者は情報を簡単に入手できる時代――。展示場は情報収集の場ではなく、希望物件の確認の場になりつつある、そうした顧客の背景を考慮した。
船橋市の展示場には5階建ての事務所棟を設けているのが特徴で、顧客サポートとも絡む。越谷市に本拠を構える同グループは千葉県でも着実に知名度を上げてきた。「拠点を出したことで、ポラスの物件が見られる、情報が得られるという発信基地としての機能は大きい」(ポラス経営企画部)と単独展示場を位置付ける。
同展示場の主なターゲットは普段、展示場に足を運ばない30代だ。事務所の開設で注文営業や土地仲介、工事、インテリアなど、顧客の家づくりを総合的にサポートする構えを取る。また、同グループが重視するアフターメンテナンス体制の拠点としての機能に加え、集客、知名度向上のために、単独展示場として随時、イベントを行うことができ、宿泊体験サービスも実施していく。























