一般財団法人日本不動産研究(29) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 上小阿仁村 手作りの芸術祭 超高齢化の村が美術空間へ 里山から現代アートを発信
住宅新報 2018年11月27日 号 18面
上小阿仁(かみこあに)村は、秋田県のほぼ中央部、北秋田郡の南西部に位置する南北に長い山あいの村である。人口は、60(昭和35)年の6972人をピークにして徐々に減少し、18(平成30)年7月時点では2179人と約68.7%減少している。
一方で、高齢化率(65歳以上が占める人口割合)は徐々に上昇し、18(平成30)年7月時点の高齢化率は約54.4%となった。全国的に高齢化率が最も高い秋田県の中でも上小阿仁村が群を抜いて高く、2人に1人以上が65歳以上となる、超高齢化社会に突入している。
棚田と作品が融合 こうした現状に立ち向かうため、上小阿仁村では、地域活性化に向けた取り組みとして、現代アートを利用して里山の魅力を発信する「かみこあにプロジェクト」を12(平成24)年から開催している。























