一般財団法人日本不動産研究所(28) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 七日町「シネマ通り」 山形発の〝ドキュメンタリー〟 世界に認められた映画祭
住宅新報 2018年11月20日 号 18面
山形駅から北東方向に位置する七日町、戦後形成された個人商店が建ち並んでいたであろう面影を残す通りがある。その通りは、かつて「シネマ通り」と言われ、戦前から戦後にかけて映画館が集中する市民の娯楽の町であった。しかし、18年の現在、当時の映画館はモータリゼーションと郊外大型商業施設に併設されたシネマコンプレックスの進出に伴い、全て閉館し現在は建物も取り壊され、「映画のまち」としての面影はなくなってしまった。
戦後しばらくは映画を鑑賞する市民が集まり、周辺に飲食店や雑貨店、食品店が連なることで賑わっていたことであろう。確かに現在でも映画館(跡地)の周辺には今でも木造の個人商店や飲食店を見ることができる。戦前戦後の七日町及びその周辺は百貨店や商店街、映画館が集積し、買い物と映画を楽しめる娯楽の町として繁華街を形成していたことが当時の資料からもうかがい知ることができる。
七日町交差点付近に設置されたモニュメント、「シネマ通り」という銘と共に記念碑に「山形国際ドキュメンタリー映画祭 SINCE1989」と記されている。























