地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (71) 日本の城はエキゾチックだ(3) 日南市、武家屋敷を高級宿に
住宅新報 2018年11月13日 号 3面

飫肥城は日本百名城の一つ。観光客が立ち寄る歴史資料館
1日1組の高級宿
宮崎県日南市には、飫肥(おび)城の城下町があり、当時の武士と商人の住まいが今なお多く残り、重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。情緒ある雰囲気だ。
そこに伝統的な日本家屋をフルリノベーションした高級宿泊施設「季楽 飫肥(きらく おび)」が、昨年の4月にオープンしていて、外国人客にも好評だという。「季楽 飫肥」は、「勝目邸(かつめてい)」と「合屋邸(おうやてい)」の2棟からなり、それぞれ1日1グループ限定の貸し切り宿だ。勝目邸には、宮崎県指定名勝にもなっている枯山水式の庭園があり、また江戸時代に中級家臣武士のための長屋門として利用されていた合屋邸は、当時の風合いを残した囲炉裏・土間・おくどさん(竃)を備え付けている。このような文化施設の宿への活用は、13年に就任した崎田恭平市長体制から促進し始めた。






















