ガラス建材の最先端 米国・キネストラルTの拡大戦略 (下) 「20年以内にすべて替わる」
住宅新報 2018年11月13日 号 1面
「ヘイリオ」の特性は、設置物件にどのようなメリットをもたらすか。同社の説明では、「自由で手軽な採光量調整」「プライバシー保護と開放感の両立」といった効果が主軸だ。そのほか、10月に台湾で行われた同社初の量産工場の設立式典で、チャー社長は「ヘイリオ」の欧州初の導入事例となるベルギーの老人ホームに触れ、「高齢者がサンシェードを引き上げる力がないために、暗がりで過ごすこともなくなる」と述べた。
また同式典ではデモンストレーションブースが用意され、同社のマーケティング統括責任者クレイグ・ヘンリクセン氏が操作を実演。同ブースでは天井にも「ヘイリオ」を使っており、大型商業施設などへの応用を感じさせた。
高い吹き抜けの天井で広範囲にガラスを設置した場合、機械式の遮光パネル等はデザイン性や運用の柔軟性に難が残る。「ヘイリオ」ならば、季節や時間帯に応じて採光量を容易に調節可能。デザインや話題性を重視した商業施設やホテルのほか、高級志向のマンションやオフィスビルなど、付加価値を持たせたい建物での需要が想定される。























