国際的なカミングアウト・デーの10月11日、都内でLGBT(性的マイノリティ)の働く環境づくりに取り組む企業を表彰する「work with Pride」が開催された。実行委員会に加わるリクルートの取り組みは14年、社内の起案コンテストが契機だ。LGBT当事者である田辺氏が「『ダイバーシティ・マネジメント』を提案しようと考えた原点が自分のセクシャリティだった。当時、有志に実施した社内アンケートではLGBTの認知度は約半数。全社内で公表するのは初めてで勇気が必要だった」と回想する。
社内では現場の「LGBT理解研修」や同性パートナーを配偶者として登録できる制度変更が進んだ。「社内メンバーが祝福してくれる風土ができ、思わぬ形でサービスの実装につながった」。
「スーモ」の賃貸検索画面では「LGBTフレンドリー」の条件で物件探しが可能に(1年間で2万2927件が登録)。全国の相談所「スーモカウンター新築マンション」では、LGBT向けの個別相談会や楽天銀行のLGBT向け住宅ローンの案内も始まった。「同性カップルは法的な婚姻関係にないためペアローンを組めなかったが、住宅購入を支える一助となり、マーケットを支えられる」。



























