災害多発し訪日客急減 関空の一時閉鎖などの影響大
住宅新報 2018年10月23日 号 2面

田端浩観光庁長官
観光庁の田端浩長官(写真)は10月16日の会見で、18年9月の訪日外国人旅行者数が前年同月比5.3%減となる216万人だったと発表し、5年8カ月ぶりに減少に転じたことを明らかにした。
訪日客数の推移については、18年は2月に同23.3%増の伸びを見せるなど、ほぼ毎月二桁増の順調な増加を続けていたものの、6月の大阪北部地震や「平成30年7月豪雨」などの影響で、7月以降は成長が鈍化。更に9月に上陸した台風21号により、訪日利用客の多い関西国際空港が一時全面閉鎖となったため、「9月いっぱいの同空港利用者数が、昨年と比べ4割強の減少となった」(田端長官)影響が大きく、訪日客全体の数が落ち込む結果となった。
JNTO(日本政府観光局)の発表による国・地域別の内訳(推計値)では、香港からの旅行者が同23.8%減と最も減少幅が大きく、次いで韓国(同13.9%)、台湾(同5.4%減)、中国(同3.8%減)と、訪日客数上位の東アジア諸国からの旅行者が総じて減少している。


























