一般財団法人日本不動産研究所(18) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 長野県「千曲川ワインバレー」 東御市を中心にワイン特区、8市町村に 品質の高さ、内外から評価
住宅新報 2018年9月11日 号 12面
幕末から明治にかけて、長野県は山々に囲まれた地理的条件から、蚕の餌となる桑の栽培が盛んであったため、かつては「蚕糸王国」として栄えていた。昭和恐慌以降、養蚕・製糸業が衰退する中、山の斜面を利用した桑畑は、ぶどうの生育に適した自然的条件と合致していたため、ワインぶどうの樹が植えられるようになり、その生産量は全国第一位となった。
ワインぶどうの品質も高く、県産のワインぶどうを用い醸造される「NAGANO WINE」は、国内外の専門家・愛好家を中心に高い評価を受けるまでになっており、近年、志の高いワイングロワー(栽培・醸造を行う造り手)たちの新規参入により、ワイナリーの数が急速に伸びていることでも注目を浴びている。























