世界的な総合不動産サービス会社のジョーンズラングラサール(JLL)。日本法人のリサーチ部門でトップを務める。大学生の頃から不動産業界と関わり「川の流れに流されてきたようなもの」と笑う。
バブル期は大学生。アルバイトで不動産会社の社長の運転手を務めた。国土利用計画法のもと土地取引の事前届け出が厳しかった時代。「役所に申請する際に不動産鑑定士の先生に説明してもらっていた。これが(今に至る)始まり」という。社長から鑑定士の資格取得を勧められ、大手証券系の不動産会社に入社するが「資格を取るまでに2年間の実務経験が必要だった。最初は正社員ではなかった」と振り返る。
バブル崩壊後、証券化の流れがやって来る。アメリカへの視察で証券化に関するプレイヤーたちと出会ったことが一つの刺激になった。「ファンドや投資主体が活躍しており、旧態依然とした日本の会社に少し思い悩んでいた」と、03年にJLLに入社した。























