一般財団法人日本不動産研究所(16) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 新潟市「古町花街」 地域独自に育んだ有形、無形の財産 日本海側最大の港町として
住宅新報 2018年8月28日 号 12面
北前船寄港で花街も
新潟といえば、米、日本酒の生産地として有名だが、日本海側最大の港町でもある。その歴史は、内外との交易で栄えた港の歴史とともに、様々な文化および歴史的景観を今に残している。
古くから港街であった新潟は、江戸時代に北前船の日本海側最大の寄港地として栄え、江戸末期には函館、横浜、神戸、長崎と並ぶ開港五港の一つに指定されるなど、港町として発展した。交易で訪れる人々のほか、政財界人や著名文化人も多く訪れ、これらの人々を迎える芸能、料理を提供する花街(かがい、はなまち)も同様に発展していった。なお、花街という言葉は多様な意味で用いられることも多いが、近年では芸妓を呼べる料亭などの店舗が集積する都市の一画を指すものとされている。























