東京モード学園 特別講義 〝挑戦〟の大切さを伝える
住宅新報 2018年8月21日 号 6面

挑戦する大切さを伝えた
東京モード学園はこのほど、デザインの第一線で活躍する講師陣による特別講義を東京・西新宿の同学園で開講。卒業生でディグデザインワークス代表の須藤将彦氏を講師に迎え、『イメージを具現化する・行動する力』と題して〝挑戦する〟ことの大切さを伝えた(写真)。
須藤氏は、卒業後にオフィスデザインなどを手掛け、その後、設計事務所を設立するも、受注の少なさから発想を転換。作品発表の場を自分自身でつくるアイデアを思い付き、自身でデザインして経営するカフェをオープン。これを見た顧客からの発注を機に、仕事が増えていった経緯を紹介した。
デザインが変える
飲食店舗のデザインのポイントについて、「それぞれの席から見える景色を意識する。調理器具の置き場所や厨房の位置で店内の印象は違ってくる」と、デザインの工夫次第で空間の表情が変わると解説。武将の甲冑を展示する店舗ではインバウンド(訪日外国人)を意識して、筆で大書した漢字デザインのサインをファサード(正面)に置き、分かりやすくシンプルに伝える重要性も説明。また、音楽グループに同行して、各地のイベントで出店したカフェでの運営企画から、ロゴやカップ、エプロンなどもデザインした実績を披露した。
実際の形にする
最後に、「食材調達、集客、設備での不具合対応、音響、経営に至るまで、本来の仕事のデザインだけでは得られなかった〝自分から発信する〟という経験は、次の仕事に生かせている」と、インテリアデザイナーにとどまらない活動内容を紹介した。
更には、「ともかく、挑戦して何かをやってみる。経験を通じて強みが分かり、長所となる。イメージだけでなく実際の形にして、空間に入って体感すること」と学生たちに〝勇気を持って一歩を踏み出す〟ことの重要性を教えた。






















