多様なまちづくりへ インバウンド動く 外国からやって来るまちに 魅力素材はどこにでもある
住宅新報 2018年7月31日 号 15面
訪日外国人数の増加は、政府発表がなくても皆気づくだろう。街を歩けば、多くの外国人がスマートフォンを片手に意気揚々と歩く姿が目につくはずだ。
インバウンドコンサルタントの此松武彦氏によると、ここ数年で最も変化したのが中国人だという。以前は、フェリーをチャーターし、バスで大型量販店に直付け、買い物をする、いわゆる〝爆買い〟客が多かったが、最近は個人で来て自分の趣味に合わせた旅をするのが流行っているという。意外に感じるが、中国人は団体行動が好きではなく、自由気ままに旅をしたいのが本音。AKBや乃木坂などのアイドルコンサートに来るだけの若者もいるという。
インバウンド需要をうまく取り込み成功している地域を見ると、いずれも地方自治体と住民が一緒になって、訪日外国人を取り込んだまちづくりを行っている。ただ来てもらうだけでなく、一緒に住みながらまちづくりに参加してもらうのだ。いや、この訪日外国人という言葉自体が、何やら共同体にやってきたエイリアンのような感覚の言葉だ。そうではなく、共に感動し、住みやすく、そして多様なまちづくりを行う仲間なのだ。























